2021/09/16
猛暑だった夏のピークが過ぎ、涼しい風が吹く日もでてきました。
初秋は、いい季節ではありますが、
- ① 朝晩と昼間の寒暖差が大きくなる
- ② 春に次いで花粉が多い(ブタクサ、ヨモギなど)
- ③ ダニによるハウスダストが増加する
のような体調に影響する要素を含んでいます。
これらが体に影響を及ぼすと、以下のような病気や症状がでることがあります。
①喘息
寒暖差、花粉やダニなどのアレルゲンはいずれも関連があります。気圧の変化が激しいことも喘息をきたしやすい要因です。
特に夜間にヒューヒュー、ぜーぜーと呼吸が苦しくなる時は、喘息発作かもしれません。
またそのような症状がなくても「咳喘息」と言われる、咳がメインの喘息もあります。
②鼻炎
アレルギー性鼻炎も花粉やダニなどのアレルゲンと深く関係します。また寒暖差があると鼻の粘膜の血管が広がり、粘膜が腫れることで血管運動性鼻炎を引き起こす可能性もあります。
③自律神経症状
寒暖差があると自律神経の乱れが起こりやすくなります。自律神経が乱れると、体のだるさ、胃腸の調子が悪い、頭痛、不眠、などなど様々な症状が現れます。
対策としては、寒暖差にダメージを受けないよう、衣服の調整や睡眠時の室温に気を付けることや掃除や洗濯でアレルゲンを除去することなどがあります。
身体の疲労やストレスなどが合わさったことで発症のきっかけになることもありますので、生活リズムを乱さず、適度な運動をしたり睡眠を取りましょう。これらは免疫力を落とさないためにも大切なことです。