血圧は日によって、また時間帯や活動状況によって変動があるものです。
特に「病院で測るといつもと違って高い」ということはよく経験されると思います。
高血圧の診断と治療には、家庭血圧の測定が必ず必要です!
血圧が高いと一度でも言われたら、以下のことを意識して測定してみましょう。


☆装置

上腕で測るものを購入しましょう。
※手首で測るタイプのものは不正確な場合があります。

☆測定環境

静かで、適温の環境で ※特に寒い部屋では血圧が上がります。
背もたれ付きの椅子に座り、1-2分後
人と話さない
測る前のカフェイン、喫煙、飲酒は避ける
カフ(膨らむ部分)は心臓の高さで!

☆時間帯

朝:起きて1時間以内(トイレ後、朝食・内服の前に)
夜:寝る前に

☆測定回数

1機会に2回測定し、その平均をとる(1回のみでも可)


ただし、これを守ろうとしたら、血圧を測るのを難しく感じてしまう方もいるかもしれません。
その場合は、1日1回どこかだけでも、測ってみてください。
また「血圧手帳」など記録をつけることで、週や月の動向がわかりやすくなります。
自己管理の一つとして血圧を測ることを習慣づけていきましょう!!